加藤氏のGパン話

今回、AAA でも定番のデニムパンツをそろそろ作ろうかと

1年前くらいに思い当たり、

まず色々試作してみました。

まず最初に「121」という品番で発売に至ったのが、

いわゆるダブルX タイプと66モデルの中間の様なシルエット、

ダブルXほど太くなく、66モデルほど細くなく、、、

これはぼくが若いとき中古で履いていた

S 物と言っていたタイプの形を

記憶の中から呼び起こし作った物です。

色も66モデルと共通するのですが、赤みを帯びたブルーで、

この色のいいところは洗濯すればするほど

きれいなブルーに色落ちするところです。

ぼくはこの「ふつーのブルー」というのが大好きで、

清潔感のある「ふつーのG パン」が無性に履きたくなり今回作りました。

縦糸には米綿を原材料に使い、弱めのムライトを引き、

ヨコ糸にはネップを使い、あえて色が落ちてきた時に

チープな感じが出るようにしてみました。

染めは赤みのインディゴを使い

履き込むとぼくが意図したG パンになるように作りました。

試作品が完成し、実際自分が毎日履いて洗濯もし、

『よし、OK ! 』

というぐあいに本生産に取りかかり

完成して現在店頭に出ています。

ところが!!!!

それ以降も毎日履いていると、

なんとメチャクチャかっこいいヴィンテージ風の顔になってくるのです。

あれ????

メチャクチャかっこいい!!

けど、

ぼくは、普通が作りたかったのに、、、、、、、

ヴィンテージはもういらんのに、、、、、

へこみました、、

いつもなら思わぬ結果が良い方に出ても

うれしい誤算で喜ぶべき事なのですが、、、

考えに、考えた結果、、、

最初からつくりなおすことにしました。

何が違ったのか??糸か??綿か??

織機か??色か??、、、、

髪の毛うすく成った気がします。

1ヶ月くらい悩んだあげく、

『 ひょっとして 』

とある事を思いつき、もう一度糸から引き直し、染工場も二社に分け、

織機も未加工の物は従来の力織機、加工物は別の織機に分けて、

糸の本数もそれぞれかえてトライしました。

生地が織り上がり早速試作しました。

未加工のものは今回自信あったのですが、加工物が心配でした。

加工もいわいるヴィンテージ風でもなく、

家でじゃぶじゃぶ1年くらい洗った感じ。

これが長年作ってて一番難しいのですが、

できました!!!

納得のふつーのかっこいいG パン!、、、、、

うれしかった。

11月上旬に上がりますので是非履いてみて下さい。

そうそう。やっぱり66タイプの細身のシルエットも大好きなので、

「125」という形でこちらも生産しています。両方はいて選んで下さい。

追伸。

前回生産分をお買い上げ頂いた皆様へ。

前回生産分は失敗作ではありません。むしろ大当たりです。

大切に履き込んでやって下さい。

素敵なヴィンテージの顔に育ちます。。。。

See You …..

kato

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